お尻・太ももの痛み

人間の重心バランスは人によって外側だったり内側だったり前重心だったり後ろ重心だったりみんなそれぞれ異なります。この重心バランスの違いから負担がかかる場所は有る程度予測して改善することができます。

写真の様に重心が後方にあって骨盤も後方移動しているような姿勢バランス（中高年に多い）の人はお尻の大殿筋下部繊維の筋膜や下殿皮神経（お尻の後ろから下側の神経）や太ももの後ろを走行する後大腿皮神経が伸ばされる負荷が常にかかっています。そのためお尻の下側や太もも後方に痛みが生じやすくなります。重心バランスを改善するエクササイズ+負荷を受けてる神経・筋膜範囲へのリリース（除圧）アプローチが必要となってきます。

先程の姿勢バランスと比較すると同じ後方重心ですが骨盤は前方移動している重心バランスです（青年期～中年層に多い）。この姿勢バランスでは股関節前の大腰筋という筋肉や太もも前の大腿直筋の筋膜、大腿神経が伸ばされる負荷を常に受けている為、痛みを引き起こしてしまうことが考えられます。重心バランスを改善するエクササイズ+負荷を受けてる神経・筋膜範囲へのリリース（除圧）アプローチが必要となってきます。

写真の様に骨盤が右側にシフトしている方は右側のお尻の側面の中殿筋の筋膜や上殿皮神経、太もも外側の大腿筋膜張筋や外側大腿皮神経が常に伸ばされる負荷がかかり痛みを起こしていることが考えられます。この場合歩行もトレンデレンブルグ歩行という歩行で歩いていることが多く歩行改善指導がとても大切になってきます。

先程の場合とは逆で骨盤が左にシフトしています。この場合左脚太ももの外側ラインに伸ばされる負荷がかかるのですが右脚には画像のような太もも内側に伸ばされる負荷がかかります。そのため右脚には内転筋群の筋膜や閉鎖神経が引っ張られて痛みがでてくることが稀にあります。この場合歩行もデュシャンヌ歩行という歩行で歩いていることが多く歩行改善指導がとても大切になってきます。

痛みの早期改善や再発を予防するために患者様に自宅でやっていただく効果的な体操も説明させて頂きます。

●インナーマッスル（体幹）トレーニング
●ストレッチポールの使用方法
●慢性腰痛の体操
●五十肩の体操
●姿勢改善体操
●脊柱管狭窄症の体操
●ギックリ腰の体操
●歩行改善運動

清瀬旭が丘整骨院の院長の海端亮です。
ここ数年で清瀬市、新座市でも数多くの接骨院（整骨院）や整体院が出来患者様はどこの整骨院で施術を受ければ良いのか悩まれている方も沢山いるとおもいます。整骨院によって行う施術は様々です。
私自身も今までに数多くの施術法を勉強してきてこの施術法が一番良いということは一言では言えないことが最近分かってきました。大切なのは患者様の身体の状態に合った施術法を適切に提供できる能力だと感じています。
病院や他の整骨院で施術していてもなかなか改善されていない方に当院を頼って頂きたいと考えております。

今までいくつかの整体院で施術を受けたけどなかなか良くなってない患者様はおそらく施術者側が痛みの原因をしっかりと把握できていない為だと思われます。
当院は初診時の問診や運動検査に時間をかけ患者様の痛みの原因をみつける事をとても大切にしています。
痛みの原因を正確に把握できればその原因改善に最も適切な施術方法を提供すれば患者様が少しでも早く改善できると感じています。。